作品紹介 3/3


『びいどろ』


作/演出:西井桃子

出演:田中裕大(演劇集団Q)
西井桃子

音楽:山田春菜

宣伝美術:オカダタク


《あらすじ》

劇作家の男とその恋人。
びいどろの弾が降り、ジャムの血が流れる中、最期の創作に挑む。
逃げて逃げて逃げ続けた、男と女のお話。



《作品紹介》

"あらゆるものから逃げて逃げつつ原稿用紙とペンを手放せない劇作家、誰が彼を愛さずにいられるでしょうか!愛嬌抜群の男女と軽やかな掛け合い、しかし西井さんの紡ぐ言葉は一見平易なようでいて底知れぬ力強さを秘めていますね。劇場で圧倒されたい二人芝居です。"

(パウ)

🍋

"僕は彼らの行為を逃げだとは思わなかった。むしろ前向きで何かを求めた結果だ。だが皮肉にも紙の前で対峙するべきものは鏡なのだ。鏡を壊さぬ限り逃げることは叶わない。まるで自戒のようなこの戯曲に僕は西井桃子という表現者の確固たる決意を見た。"

(和田見)

🍋


"創作の難しさをダイレクトに表現した、サラッと飲み込めるけど癖になるキュートな2人芝居です。"

(西井桃子)



《作者紹介》

西井桃子

演出家、脚本家、役者。
1996年4月18日生まれ。
京都府京都市出身。同志社大学産業関係学科在学。
初めて作/演出/役者を経験した作品は小学校6年生のクラス演劇。中学では和太鼓部のキャプテンを務めドンドコいわしていたが、高校で演劇部へ入部(2013年冬退部)。2013年度京都府大会で共同作/演出作品が優秀賞を受賞。高校3年生のクラス演劇で脚色/演出作品が最優秀賞を受賞。2015年3月に自主公演「劇団あ 高校卒業公演『表に出ろいっ!』」を企画、上演。演劇公演をプロデュースする楽しさに目覚める。
2015年春に演劇集団Q入団(2017年秋引退)。引退までの3年間で6作品の演出を手掛ける。
2017年3月、自主公演「モウキノフボク『花束にヒール(仮)』」を演劇部時代の同期と企画、作/演出を担当。
2017年11月、EVE祭ユニット タリキに短編脚本を提供。
現在は、でんぱ組.incの夢眠ねむに作品を観てもらうことを目標に「京都を中心に演出をやりたい人」として活動している。

檸檬のアラカルト

2018年3月30日(金)〜4月1日(日)、京都市東山青少年活動センターにて。京都の若い演劇人たちが、梶井基次郎「檸檬」を題材に短編演劇を創作します。

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