作品紹介 2/3


『ぼく、アルマジロ、そこにはかぁちゃん』


作/演出:和田見慎太郎

出演:大塚広輝
大谷彩佳
間宮大貴

衣装/小道具/演出補佐:久米杏奈
奥田麻友
(以上同志社小劇場)

宣伝美術:奥田麻友


《あらすじ》

いつでも君を傷つけられるんだってそのアルマジロは思った。だけどそれを口に出せばそのナイフは輝きを失ってなんてことはないものになるんだ。だからぼくは想像してる。

みえない友達、イマジナリーフレンド。



《作品紹介》

"可能ならば是非出口の無い劇場で上演して欲しい!

和田見君の持ち前の明るさと時折見せる仄暗さ、あたたかな言葉と裏腹にどこかひやりとした空気、それらが絶妙に混在する名篇です。

味の濃い役者陣の演技も至極楽しみですね〜!"

(パウ)

🍋

"1歩進むごとにずぶ、ずぶと沈んでいく闇。押しつぶされるのではなくむしろ心地よく癖になる、ぬるま湯。適温を出すのは難しい、そこを無意識かバシッと40度を出してしまうのが和田見だなあ。

もがく作者もひっくるめて愛しい。"

(西井)

🍋

"作品が暗くなる気がしたので見てると笑える役者と作品に一味加えてくれるスタッフを誘いました。ぜひ。"

(和田見慎太郎)



《作者紹介》

和田見慎太郎(同志社小劇場)

1996年6月27日生まれ。
小学生まで福岡に住んでいたが中学生からは出生地である鹿児島に移り住む。
高校時代に鹿児島高校演劇部に所属。高校二年生の時には谷崎淳子作『スイートメモリーズ』で役者の1人として九州大会出場を果たす。
同志社大学に進学後、同志社小劇場に所属し、役者・演出・舞台監督という三足のわらじを履き精力的に活動している。現在は同志社三劇団をまとめる小ホール委員長も務めている。
新町だけでなくピンク地底人3号、田辺剛、小原延之の稽古場に役者や劇作家として参加し、その演出に感銘を受けるなど積極的に勉強を重ねている。
また、戯曲の執筆においては伊丹想流劇塾第一期生として岩崎正裕、サリngロック、ごまのはえに師事し、伊丹想流劇塾卒塾公演において芥川龍之介の小説『藪の中』を下地にし、ト書きすらも書かずにひたすら役者3人が独白する作品「新しい人連れて行く」を小原延之の演出で上演。家族についてのコンプレックスをこねくり回すことで物語を創り上げる。

檸檬のアラカルト

2018年3月30日(金)〜4月1日(日)、京都市東山青少年活動センターにて。京都の若い演劇人たちが、梶井基次郎「檸檬」を題材に短編演劇を創作します。

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